私、大澤(三ノ輪歯科院長)が、白衣を着ないわけ

大学時時代に周りの食堂の方たちから苦情が出たことがありました。
「医・歯・薬学部の学生や教官が白衣を着たままで食べに来るのでやめて欲しい」 と。
当然ですよね。何を考えてるんだか・・・、そんなヤツが多かったことは事実でした。
もとより白衣というのは、自分の服が汚れるのを守る為に着るものですからねえ。
それに皆さん、白衣を汚れが目立つまでは洗濯しませんから、汚いですよね。
これは歯科臨床でも同じです。
毎日 白衣を取り替えている歯科医は、あまりいないんじゃないですかねぇ。
いわんや、患者さんが替わる都度、着替えている歯科医などは皆無でしょうね。

白衣というのは、どんな意味を持つものなんでしょうか?
実際的には、権威の象徴ではないかなあ、と思ってしまうんですよね。
白衣を着ることで、患者さんとの垣根をつくっていると思いますし、それに、夏は暑いんですよね。
歯科医がベストコンディションでないと、いい治療はできませんよ。
白衣で汗を拭き拭き治療してもらいたくはないでしょ。

私のところでは、患者さんには言いたい放題言ってもらいたいので、無言の圧力となる白衣は邪魔なんです。それに私は下着もシャツも毎日替えていますし、場合によっては、一日2、3度替えることもあります。
ですから白衣を着る意味がないんですよね。

言葉遣いは悪いかもしれません…悪気はないので悪しからず

昔から、権威というのが大嫌いなんです。
幼い頃あるいは歳が長じてからも、お医者さんの息子と遊んだことがありますが、なーんか敷居が高いんですよねぇ、お医者さんの家庭というのは。
これは 私のヒガミかもしれませんけどね。なんせ駄菓子屋のコセガレですからねえ、もともとは。
お家柄とかなんとか、学歴がどうのこうのってのは大の苦手です。
他の業種をいろいろと経験してくると、やけに「医者」と名がつく連中は、気取ってるんですよね。
だからあえて私は、気楽に話せる歯医者でありたいんです。
それが誤解を招くことも ありましたけどね。
歯医者が “毎度!” っていってもいいじゃないですか。
べらんめえ調でもいいじゃないですか。