歯科医を目指したわけ -6-

受験直前

年が明けて、勉強に拍車がかかってきました。 “残念賞でした。来年マタネ” のない、今年限りの一発勝負ですが、国立大学は2校受けることができました。
一年前の制度では一校だけだったので、いわゆる滑り止めが可能となったわけです。今年も鳥取大学は例の受験科目で行うことになっていましたので、この時点では依然 鳥取大学医学部が第一志望でした。12月からの模試ではコンスタントに 「合格確実圏」 をたたき出していたので、
(駅弁大学医学部なら落ちる ことはあるまい。あわよくば九州大学医学部あたりもいけるだろう)
と、踏んでいました。

共通一次試験については、「問題は高等学校の学習指導要綱の範疇で作成され、高校で学ぶべきものがどの程度消化できているのかを客観的に諮るものである」というような概念があったようです。したがって、問題自体は基本的あるいは標準的なもので構成されていました。しかしながら、数学を除いては教科書の勉強だけで対処しきれる程度を超えていました。

いま共通一次試験はその名前をセンター試験と変えて---呼称が変わった以上は概念も変わったのでしょうけれど、どう変わったのかは知りません---おりますが、参考になると思われることをここに記しておきます。
現代国語(配点100)

現代文ができる人が、本当に頭のいい人だと思っています。これと言って勉強の方法があるわけじゃないと思います。
普段の読書と、それに伴う思考がものをいうでしょう。
「例の方法」(有坂誠人 著) 確か編集は代々木ゼミナールです。
これはすっごい参考になりました。5択の対策には必携です。いまも出版されているかどうかは分かりませんが。
古文(50)

日栄社のものならOKですね。私は「古文文法」だけ買って、必要に応じて見ました。あらかじめやった分析で古文の配点50のうち文法問題は一問3、4点でしたので、文法は体系的に勉強しませんでした。
これが、ぼくの言う効率のいい勉強です。なんせ古文文法は面倒くさいし、時間かかりますから。
漢文(50)

学燈社のもの。特に新垣淑明の書いたものが優れています。彼は受験必須項目の暗記の仕方を研究しています。私たちが現役の頃は代ゼミ、駿台、武蔵予備校の人気講師でした。
漢文はあの「説教じみた」話が好きで、興味をもってやりましたねえ。
日本史(100)

やっぱ歴史は山川出版社ですね。 山川の高校教科書と「サブノート」しかやりませんでした。
ぼくは取りませんでしたけど、世界史も山川しかないですね。高校生の間では有名でしょ。
数学(200)

私の高校では日本書院の教科書を使っていましたが、この会社はつぶれてましたが三省堂から全く同じものがでていました ---どうしてそれが分かったのかは記憶していません--- ので、これを繰り返しやりました。これだけで数学は196点とりました。大嫌いなのにですよ。
化学(100)

やっぱ理科は数研出版です。「チャート式化学」がいいですねえ。現役の時には「化学徹底整理」ってのがあったのですが、これは絶版になっていました。
私はこの本で化学が大好きになったのですがねえ。数研化学の(すいへいりーべぼくのふね...)はあまりにも有名ですね。
英語(200)

これだけはかなり自信がありましたが、文法問題が不安でしたので 「標準問題精講 (原仙作・旺文社)と、駿台の「英文解釈」をやりました。英語は中学生の頃からずっと松本亨のラジオ英語会話を聞いていたし、(解んねえなあ) と言いながらも折に触れてTIMEやNewsweekを読んでいましたので自力がありましたねえ。

以上に加えて通称「赤本」で有名な教学社の「共通一次の過去問8ヵ年」を舐めるように何度もやりました。