歯科用CT導入について

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歯科用CTを導入しました


▲歯科用CT CB MercuRay®

2007年度秋、歯科用CT CB MercuRay®を導入いたしました。インプラント治療、抜歯、歯周病、矯正治療など、今まで以上により正確で安全な診断が行えるようになりました。
参照:日立メディコ
http://www.hitachi-medical.co.jp/product/cbct/

それでは、以下に、歯科用CTと解析ソフトの説明です。

歯科用X線CT装置(CB MercuRay®)

CTとはどういうものでしょうか?


▲一般的なCTのイメージ

定義では以下のような説明になっています。

コンピュータ断層撮影(computed tomography)の略で、X線とコンピュータを使ってからだの断面を輪切りの状態(断層画像)で見ることが出来るようにする装置。断層画像からは体の各臓器の形態、大きさ、位置などを確認することが出来るもの。

このように人体の部分を断層撮影できるというのが、一般的なCTスキャナーの定義でした。一般の医科用CTでは、【面】でしか捕らえることができず、歯科においてはより正確な診断を行うことができませんでした。
そこで歯科用に開発されたCT装置が、今回導入したCB MercuRay®です。

医科用CTとの違い

●人にやさしい低放射線撮影

撮影範囲の最適化は、低被ばくでのCT撮影を実現しています。
コーンビームスキャンにより、広範囲を1スキャンで撮影できるCB MercuRay®は、医科用CTに比べて被ばく線量が低減されてます。

●画像が鮮明、立体画像でリアルに表現できる

コーンビームスキャンという新世代の3次元X線計測技術を用います。
短時間で3次元再構成に必要なX線投影像を得ることが可能です。
今までの医用CTは、ベッドに横たわり、移動しながら撮影するため、体軸方向のスライス厚は、1mm程度が一般的でした。このため、縦断層(体軸方向)は横断層の空間分解能よりも劣った画像になります。
それに対し今回導入された歯科用CT CB MercuRay®は、2次元検出器を用いているため、縦断層(体軸方向)と横断層の解像度は同じく高精度です。撮影モードが最小値で0.1mmのスライス厚を実現し、より鮮明でリアルな画像データを得ることができます。

D-modeデンタルモード

FOV(最大)---約5cm
スライス厚---0.1mm

I-modeインプラントモード

FOV(最大)---約10cm
スライス厚---0.2mm

P-modeパノラマモード

FOV(最大)---約15cm
スライス厚---約0.3mm

上記のように、インプラントの診断だけでなく、抜歯や矯正治療など、さまざまな診断に応用が可能となります。

●撮影が容易

医科用CTのように閉所に頭部を入れることなく、オープン空間での撮影が可能です。
場所も取ることがなく、座って撮影するCB MercuRay®は開放感があり、撮影が容易です。今まで、CTを撮影するには、歯医者さんと提携している近くの病院に予約を入れてから撮影に行かなければなりませんでした。
今回、当院でのCTを使用して、わずか数十秒の撮影が可能になりました。

 

 

シムプラント(SimPlant) インプラント術前解析システム

シムプラント(SimPlant)は、CT撮影のデータを再構成した3D画像により、多角的な測定やインプラント埋入シミュレーションを実現します。
下顎管は線描画機能で見やすく表示し、埋入位置までの距離や頬舌的位置が的確に把握できます。
上顎では、複雑な骨形態が明確になるだけでなく、上顎洞炎、嚢胞、粘膜肥厚なども術前に発見しやすくなります。さらに、サイナスリフトに必要な骨体積も計算できます。

3D画像表示

CTで撮影したデータをもとに、さらに詳しい3D画像で解析します。
例えば、下顎の神経が非常に近い症例、上顎の上顎洞がかなり接近していて骨を足さないといけないような症例におきましては、術前のシミュレーションで、より安全な手術を行うことができます。 3D画像で、顎の骨の状態が、視覚的に分かりやすく患者さんに説明できることと、術者にとっても手術のイメージがより湧いてくる利点があります。

サージガイド

さらに解析したデータをもとにサージガイドを制作します。インプラントを埋入する際にシミュレーション通りの位置・方向(角度)・深さなどを正確にコントロールするためのガイドです。より安全確実な治療が可能となります。

歯科CT撮影依頼受付

撮影依頼の受付は現在、準備中です。