診療こぼれ話その3

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笑い話のようなホントの話

診療が終わりそうなころ 電話が鳴りました。

’歯が痛くてどうしようもないんですけど今から行っていいですか?’と泣き出しそうな声・・・・・。 その せっぱ詰まったただ事ならぬ様子に

”いいですよー どーぞ。 場所分かります?”

’はい ネットで調べましたから・・・・・。’

”じゃぁ お待ちしてます。分からなかったらもう一度電話下さい。” と言って電話を切ってから40分ほどで  顔色の真っ青にした男性が飛び込んできました。そのただならぬ様子に(何が何でもとりあえず処置しないと・ ・・・・) と思いユニットに導き 例によって

”痛いのは右ですか?左ですか?上ですか?下ですか?” と聞くと 右手を挙げて

’えーと こっち側の上です・・・・・。’診ると右上の6歳臼歯のホッペ側の歯肉が腫れています。

”この歯って 被ってましたよね?”

’ええ 昼間歯医者に行ったんですけど 時間がないからと言って被っているものをはずしただけで帰されちゃったんです。’

この一言を聞いた時点で、わたしの怒りのボルテージは頂点に達しました。
しかし痛みを取るのが先ですから、その怒りを治療に投入し、まず歯の土台を取り除くことにしました。

痛みの原因は根尖部での炎症、根尖部に残した細菌が増殖を始め、その活動により根尖部の圧力が上昇し、歯根膜を押し上げることによるものです。いわゆる ’歯が浮く’ 状態です。歯科ではこれを歯根膜炎といいます。普通なら噛んだ時に全ての歯が均等にあたるわけですが、この場合には文字通り歯が浮いているわけですから、噛んだときにここが反対にある歯とまず最初に当たるわけです。したがって痛みの初期というか、違和感を感じる程度ならば被っているものを外せばマシになってはきます。この方の場合には歯医者の ’もう昼休みなので時 間切れ~~~残念、またきてね~~~’ で中断となったわけですが、今日歯医者に行ったときにやらなくては いけなかったのは、その後に歯の中に立っている土台を取り、各々の根管を開け放ち圧力をとることここまでやらなくてはいけなかったわけです。

歯科医の判断によりますが、虫歯で歯冠部の歯質が殆ど崩壊され、前後左右の壁面が2~4壁ほぼ完全に無い場合にはメタルコアと言って、銀合金といって銀-スズ-亜鉛でできた合金を根管充填後の柱に使います。

このメタルコアを取るため、ポストリムーバー(そのものズバリ柱を取り除く道具)を金属の柱と歯質の境目に入れてグッとくわえ込んで外した後で、いよいよ根管を開けるべく、根の中の穴掘りを開始しました。途中までは機械 で一気に開けるのですがそれ以上は大きな力をかけると本来の根管ではない方向に穴を開けてしまう(パーフォレーション)という危険があるので、今度は手動のヤスリ(ファイル、リーマー)を使いシコシコと掘ってゆくのです。根尖にて圧力が上がっている歯根膜炎では根管の方向に圧を加えるわけですから、穴掘りの過程ではそれなりに痛いのですが穴が開いたら直ぐ楽になります。(例えると大便を我慢していてやっとトイレに入りコトを済ませた心持ちでしょう)深夜とか急患で来た患者さんとは一発勝負なので、ちゃんと痛みが無くなった状態を確認 して帰ってもらわなくてはなりませんから、歯根膜炎の場合には余程のことがない限りあえて麻酔は打ちません。

柱(コア、ポスト)を取り、炎症の原因となっているホッペ側の喉側にある根管を先ず開けるとこの時点で患者さんは

’あー 先生 楽になってきましたよー’ といいました。

”うん でもね あと2つの根管の治療も信頼できないから ちと休憩したら 開けるからね” そして今に至るまでの状況を話してもらうことにしました。

’数日前から 右上の歯がちょっとおかしいな グーっと噛むと痛いというか 痛いというほどじゃないんですけど  何か変だったんです。 結構きになるもんだからワケもなく噛みしめたり カチカチしてみたり やったらマズイ ナと思いながら 気づくとやってるんですよね・・・・・。 でも今日ははっきりと痛みを感じたので いきなりで私も悪かったんですけど 昼過ぎに事務所近くの歯医者に行ってみたんです。’

”うんうん 会社はどこ? あっオフィス街だねぇ いいところじゃん 空気は汚いけどね(笑)”

’はい そうですねぇ たしかに。で ちょっと待たされたんですけど私の番になって治療室に入っていき レ ントゲンを撮ってもらった後 カブセモノ取りますということになって外したんですが芯がなかなか取れないんですよ それで他の患者さんもいなくなり 歯医者さんから (もう休憩時間になっちゃったんで ここまでにしま しょう) と言われてそこまでになっちゃったんです’

”でさぁ まさか カネ払ったって言わないよね? えっ!? 払ったの? 信じれん  あのさぁ 痛いって言っ てるのにさあ 痛みが取れなかったわけだよねぇ そんでカネ払うっておっかしいでしょ。”

’そうですねぇ・・・・・。’

”あのさぁ 自転車のさぁ ライト切れたから交換してと言って自転車屋に行ってさぁ 切れた電球外しただけで 「いくらいくらです、よろしく!」って言われたらどうすんの?素直にカネ払うかよ?”

’そうですねぇ・・・・・。’

”払わんよな とーぜん。 ところでさぁ 仕事なにやってんの?”

’あっ 弁護士です。’

”えっ!? 弁護士さん? ホント? そんなんでヒトの弁護引き受けられるの? だいじょぶぅ?”

保険診療というのは確かに出来高払いですから治療の結果の如何にかかわらず、やってもらったから支払うということなんです。その意味では確かに歯科医は間違ってはいないでしょう。
しっかしねぇ、被せたものの形がチト気に食わんというのじゃないんですよ。痛いと言ってるのにその痛みがとれないんですよ。それでカネを請求す る方もする方だけど払う方も払う方ですよ。
オレがこんなに怒ってるんだからさぁ あんたも怒れよ 弁護士だろがぁぁぁぁぁ。

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